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台風が来る前にやるべき7つの備え|直前チェックリスト【2026年7月】

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「台風が近づいてるけど、何をしておけばいいの?」と不安になっていませんか?

結論からいうと、台風が来る前にやるべきことは7つに絞れます。48時間前から順番にこなしていけば、暴風・停電・浸水のリスクを大幅に減らせます。

この記事では、気象庁や自治体の防災マニュアルをもとに、台風接近前のチェックリストを「いつ・何をするか」のタイムライン形式でまとめました。初めて台風対策をする方でも、この記事を上から順にこなすだけで準備が完了します。

ニゲコム編集部執筆・監修

防災情報メディア

防災メディア「ニゲコム」では、気象庁・自治体の公式情報と実際の被災経験をもとに、わかりやすい防災情報をお届けしています。

この記事の要点

  • 48時間前:ハザードマップ確認+備蓄品の買い出し
  • 24時間前:窓の補強+排水溝の掃除+屋外の片付け
  • 直前(数時間前):スマホ充電+浴槽に水を貯める+避難判断
  • チェックリスト付き:印刷して冷蔵庫に貼っておけるシンプル形式
  • 台風対策グッズの具体的なおすすめはこちらの記事で紹介しています

台風対策のタイムライン|いつ何をすればいい?

台風対策は「いつやるか」がとても大切です。以下のタイムラインに沿って準備すれば、焦らずに対策できます。

48時間前

(まだ余裕あり)

  • ハザードマップで自宅のリスクを確認
  • 備蓄品・台風対策グッズの買い出し

24時間前

(本格準備)

  • 窓ガラスの飛散防止対策
  • ベランダ・庭の飛びそうなものを室内へ
  • 排水溝・側溝の掃除

直前(数時間前)

(最終チェック)

  • スマホ・バッテリーをフル充電+浴槽に水を貯める
  • 避難するかどうかの判断

ここからは、それぞれの備えを詳しく解説します。

🟢 48時間前にやること

備え① ハザードマップで自宅のリスクを確認する

まず最初にやるべきことは、自分の家がどんなリスクにさらされているかを知ることです。

ハザードマップ(災害予測地図)を見れば、洪水・土砂災害・高潮などのリスクが地図上で確認できます。確認はスマホで3分あればできます。

確認の手順:

  1. 国土交通省 ハザードマップポータルサイトにアクセス
  2. 「重ねるハザードマップ」を選択
  3. 自宅の住所を入力して検索
  4. 「洪水」「土砂災害」「高潮」をチェック

備え② 備蓄品・台風対策グッズの買い出し

台風が来てから買い出しに行くのは危険です。ホームセンターやスーパーも台風接近前に在庫がなくなることがあります。48時間前のうちに揃えましょう。

最低限揃えたい台風対策グッズ:

  • 養生テープ(窓ガラスの飛散防止)
  • LEDランタンまたは懐中電灯+予備電池
  • モバイルバッテリーまたはポータブル電源
  • 飲料水(1人1日3L × 3日分 = 9L)
  • 非常食(調理不要なもの:缶詰、パン、アルファ米)
  • 簡易トイレ(断水に備えて)
  • カセットコンロ+ボンベ(停電でIHが使えなくなる場合)

具体的なおすすめ商品は台風対策グッズおすすめ10選で予算別に紹介しています。「何を買えばいいかわからない」という方はあわせてご覧ください。

🟡 24時間前にやること

備え③ 窓ガラスの飛散防止対策

台風の暴風で飛来物が窓に当たると、ガラスが割れて室内に破片が飛び散ります。これが台風被害で最も多いケガの原因の一つです。

対策方法(手軽な順):

  1. 雨戸・シャッターを閉める(あれば最も効果的)
  2. 養生テープを「米」字に貼る(手軽な応急処置)
  3. 飛散防止フィルムを貼る(より確実・普段使いもOK)
  4. 段ボールを内側から貼る(応急処置の最終手段)

備え④ ベランダ・庭の飛びそうなものを室内へ移動

意外と忘れがちなのが、自分の家の「加害者リスク」です。ベランダの植木鉢や物干し竿が風で飛ばされると、隣家の窓を破ったり、通行人にケガをさせたりする可能性があります。

室内に移動すべきもの:

  • 物干し竿(受け金具ごと飛ぶことがあるので、竿は必ず下ろす)
  • 植木鉢・プランター
  • ゴミ箱・バケツ
  • 自転車(倒すか、紐で固定する)
  • 看板・のぼり(店舗の場合)
  • 子どもの遊具・おもちゃ

「これくらいなら大丈夫」と思うものほど、強風で意外な距離を飛びます。迷ったら室内に入れてしまうのが正解です。

備え⑤ 排水溝・側溝の掃除

台風の豪雨で浸水する原因の多くは、排水溝の詰まりです。落ち葉やゴミが詰まっていると、雨水が流れずに溜まってしまいます。

掃除するポイント:

  • ベランダの排水口(落ち葉・砂を取り除く)
  • 玄関前の側溝(ゴミや泥を除去する)
  • 雨どい(手が届く範囲で落ち葉を除去)

マンションの場合は、ベランダの排水口だけでも掃除しておくと、ベランダに水が溜まるリスクを減らせます。

🔴 直前(数時間前)にやること

備え⑥ スマホ・バッテリーをフル充電+浴槽に水を貯める

停電と断水は、台風で最も高い確率で起こるトラブルです。この2つに備えるラストチャンスが、台風接近の数時間前です。

充電しておくもの

スマホ(家族全員分)

100%にしておく

モバイルバッテリー

フル充電

ポータブル電源(あれば)

フル充電

ノートPC

フル充電(情報収集に使える)

水の確保

浴槽に水を貯める

トイレの流し水・洗濯・手洗いに使える。飲料水には使えません

やかん・鍋にも水を貯めておく

調理用

飲料水のペットボトルは冷蔵庫に入れておく

停電時に保冷剤代わりになる

備え⑦ 避難するかどうかの判断

台風対策で最も大切なのは、「逃げるべきかどうか」の判断です。

以下のいずれかに当てはまる場合は、台風が来る前に早めの避難を検討してください。

こんな場合は避難を検討

  • ハザードマップで浸水想定区域(色付き)に住んでいる
  • 1階に住んでいる、または半地下の部屋がある
  • 近くに川や崖がある
  • 過去に自宅周辺が冠水した経験がある
  • 築年数が古い木造住宅に住んでいる
  • 自治体から「高齢者等避難」(警戒レベル3)以上が出ている

避難のタイミング:

暴風域に入ってからの移動は危険です。風が強くなる前(警戒レベル3が出たタイミング)に行動しましょう。避難先は指定避難所だけでなく、安全な場所にある親戚や友人の家でも構いません。

避難しない場合も:

自宅が安全と判断した場合は「在宅避難」を選びましょう。その場合でも、2階以上の窓から離れた場所で過ごすのが基本です。1階にいると浸水のリスクがあります。

台風直前チェックリスト(印刷用)

このチェックリストを印刷して冷蔵庫に貼っておくと、いざというとき焦りません。

台風対策チェックリスト

48時間前

  • ハザードマップで自宅のリスクを確認した
  • 飲料水を確保した(1人9L × 人数分)
  • 非常食を確保した(3日分)
  • 養生テープ・電池などの対策グッズを買った
  • 簡易トイレを用意した

24時間前

  • 雨戸・シャッターを閉めた(または養生テープを貼った)
  • ベランダ・庭のものを室内に移動した
  • 物干し竿を下ろした
  • 排水溝・側溝を掃除した
  • 自転車を固定した(または室内へ)

直前(数時間前)

  • スマホ・バッテリーをフル充電した
  • 浴槽に水を貯めた
  • 冷凍庫にペットボトルを入れた
  • LEDランタン・懐中電灯の動作を確認した
  • 避難するか在宅避難か判断した
  • 家族と連絡方法を決めた(災害用伝言ダイヤル171など)

よくある質問(FAQ)

台風と暴風の違いは?

台風は「最大風速17.2m/s以上の熱帯低気圧」のことです。暴風は風速25m/s以上の風を指します。気象庁が暴風警報を出したら、外出は非常に危険です。風速25m/sは傘が全く役に立たず、看板や瓦が飛んでくるレベルです。

マンションの高層階でも台風対策は必要?

はい、必要です。高層階ほど風が強くなるため、窓ガラスの飛散防止はむしろ重要です。また、停電でエレベーターが止まると水や食料の調達が困難になります。高層階こそ備蓄をしっかりしておきましょう。

台風の時、お風呂に水を貯めるのはなぜ?

断水時の生活用水として使うためです。トイレを流す水(1回6〜8L)、手洗い、洗濯などに使えます。ただし、飲料水としては使えません。飲み水はペットボトルの保存水を別途用意してください。浴槽1杯(約200L)で、トイレ約25〜30回分になります。

避難所に行くべきか、家にいるべきか、どう判断する?

ハザードマップで浸水想定区域にいる場合や、1階住み・近くに川がある場合は避難を検討してください。自治体から「高齢者等避難」(警戒レベル3)が出たら、高齢者・障害のある方・小さなお子さんがいるご家庭は避難開始の目安です。「避難指示」(警戒レベル4)が出たら全員避難です。暴風域に入ってからの移動は危険なので、早めの判断が大切です。

停電が起きたらまず何をすべき?

まずブレーカーを落とすか、使っていた家電のコンセントを抜いてください。復旧時に一斉に電気が流れると「通電火災」が起こるリスクがあります。次にLEDランタンで明かりを確保し、スマホで停電情報を確認しましょう。冷蔵庫は開けなければ2〜3時間は冷えた状態を保てます。

まとめ|台風は「来る前」の準備がすべて

台風が接近してからでは、できることは限られます。48時間前から計画的に準備すれば、暴風・停電・浸水のリスクを大幅に減らせます。

この記事で紹介した7つの備えをおさらいします。

ニゲコム編集部執筆・監修

防災情報メディア

まずは一番手軽な「ハザードマップの確認」から始めてみましょう。3分で終わります。

定期確認:台風シーズン前(6月)に備蓄品の賞味期限・乾電池の残量・ハザードマップの更新をチェックしましょう。