BLOG

ブログ

防災シェルター取扱メーカー・施工会社一覧【2026年版】

「防災シェルターを検討したいけど、どこに頼めばいいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

防災シェルターは住宅メーカーや工務店とは異なり、専門的な設計・施工が必要な分野です。しかし、取り扱い企業の情報はネット上に散在しており、比較検討が難しいのが現状です。

この記事では、日本国内で防災シェルターを取り扱う主要メーカー・施工会社30社以上を、タイプ別にまとめました。室内シェルター・地下シェルター・津波シェルターなど、目的に合った企業を見つける参考にしてください。

ニゲコム編集部執筆・監修

防災情報メディア

各メーカー公式サイト・報道資料・施工実績をもとに情報を整理しています。掲載情報は2026年6月時点のものです。

この記事の要点

  • 防災シェルターは大きく室内型・地下型・津波型の3タイプに分かれる
  • 室内型は18万円台〜と比較的手が届きやすい。地下型は200万円〜2,000万円超
  • 核シェルター対応の空気清浄機を後付けできる企業もある
  • ふるさと納税で購入できるシェルターも登場している
  • まずは複数社に見積もりを取り、設置条件を確認するのがおすすめ

防災シェルターのタイプと選び方

防災シェルターは目的と設置場所によって大きく3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴を理解した上で、メーカー選びに進みましょう。

タイプ 主な用途 価格帯の目安 設置条件
室内シェルター 地震・家屋倒壊 18万〜180万円 既存住宅の一室に設置可。マンション対応の製品も
地下シェルター 地震・台風・有事(核含む) 200万〜2,000万円超 庭や敷地に掘削工事が必要。地盤調査から
津波シェルター 津波・洪水 88万〜275万円 浮遊型カプセル。庭・駐車場に設置

ここからは各タイプ別に、取り扱いメーカー・施工会社を一覧でご紹介します。

【室内シェルター】メーカー・施工会社一覧

既存の住宅内に設置できる「耐震シェルター」タイプです。大規模な工事が不要な製品も多く、もっとも導入ハードルが低いカテゴリです。マンションに設置できる製品もあります。

企業名 製品名 価格帯(税込目安) 特徴 所在地
一条工務店 木質耐震シェルター 45.1万円〜 大手ハウスメーカー。2畳サイズ。木造住宅の一室に設置 静岡県
エコルート 命守(いのちもり) 18.5万円〜 最安クラスの耐震シェルター。ベッド型もあり。自治体助成金対象製品 静岡県
KTX スーパー頑太郎2 59.4万円〜 鋼鉄製フレーム。テーブル型・ベッド型。東京都認定 東京都
ミホ工業 安全ボックス 180万円〜 部屋まるごとシェルター化。高い気密性。核シェルター対応も 大阪府
宮田鉄工 剛建 50.6万円〜 鋼鉄製。1畳〜3畳サイズ展開。自治体助成金対応 静岡県
ニッケン鋼業 27万円〜 テーブル型シェルター。コンパクト設計でダイニングに設置可 愛知県
SUS(サス) ecoms 110万円〜 アルミフレーム構造。モジュール設計で拡張可能 静岡県
関西ポラコン 構(かまえ) 27万円〜 ポリカーボネート製。軽量で半日設置可能 大阪府
エヌ・アイ・ピー 28万円〜 木製耐震シェルター。既存のベッドに被せるタイプも 東京都
エヌ・シー・エヌ 70K(ナナマルケー) 50〜100万円 SE構法(大規模木造)の技術を応用。高耐震性 東京都
日本耐震設計 MYSHELL 要問い合わせ 折りたたみ式で収納可能。使用時に展開するタイプ 東京都
ガリレオコーポレーション 要問い合わせ 580t耐荷重。超高強度タイプ 大阪府

💡 ポイント:室内シェルターには自治体の助成金が使える場合があります。お住まいの市区町村に「耐震シェルター 補助金」で問い合わせてみてください。

【地下シェルター・核シェルター】メーカー・施工会社一覧

庭や敷地の地下に設置するタイプです。地震・台風だけでなく、有事(核攻撃・化学兵器)にも対応する製品が多く含まれます。価格帯は200万円〜2,000万円超と幅広く、設置には地盤調査や掘削工事が必要です。

企業名 製品名・ブランド 価格帯(税込目安) 特徴 所在地
ワールドネットインターナショナル 最後の砦 260万円〜 完全埋設型。NBC対応空気清浄機搭載。メディア掲載多数 神奈川県
アースシフト SOTOCHIKA 275万円〜 コンテナ型地下シェルター。4人〜収容。ガーデニング兼用プランあり 東京都
織部精機製作所 空気清浄機システム 198万円〜(空気清浄機のみ) 核シェルター対応の空気清浄機メーカー。既存の部屋や地下室を核シェルター化 愛知県
サンヨーホームズ 400万円〜 東証プライム上場ハウスメーカー。新築時に地下シェルターをオプション設置 大阪府
天神製作所 TM地下シェルター 800万円〜 宮崎県都城市の老舗メーカー。ふるさと納税対応。鉄筋コンクリート構造 宮崎県
直エンジニアリング CRISIS-01 980万円〜 完全防水・耐爆設計。NBC対応。ふるさと納税対応(結城市) 茨城県
アンカーハウジング 1,200万円〜 大型地下シェルター専門。6〜10人収容。長期滞在対応の設備 埼玉県
シェルタージャパン ガイアバスティオン 要問い合わせ 防爆・NBC対応。JALふるさと納税にも掲載実績あり 神奈川県
JED 2,000万円〜 フルオーダー大型地下シェルター。企業・富裕層向け 東京都
三山テクノス AEGIS 要問い合わせ 防爆・耐震設計。ミリタリーグレードの強度 千葉県
クラウン防災 要問い合わせ 地下シェルターの設計・施工。NBC対応 東京都
東海建設 要問い合わせ 建設会社によるシェルター施工。地盤調査〜施工まで一貫対応 愛知県
相川スリーエフ 通常住宅との差額 800〜1,000万円 新築住宅にシェルター機能を組み込む。住宅建設と一体施工 新潟県
未来を創る ふるさと納税 1億円〜 栃木県矢板市のふるさと納税で提供。超高額帯の完全オーダーメイド 栃木県

💡 注目:織部精機の空気清浄機(198万円〜)を使えば、既存の地下室やマンションの一室を核シェルター化することも可能です。フルスペックの地下シェルターを設置するよりも大幅にコストを抑えられます。

【津波シェルター】メーカー・施工会社一覧

津波や洪水に対応する浮遊型カプセルシェルターです。水に浮く設計で、津波到達時に乗り込んで身を守ります。沿岸部・河川沿いにお住まいの方に特に注目されています。

企業名 製品名 価格帯(税込目安) 特徴 所在地
タジマモーター SAFE+(セーフプラス) 275万円〜 4人乗り球体カプセル。FRP製。メディア掲載多数。自治体導入実績あり 静岡県
ミズノマリン +CAL(プラスカル) 198万円〜 4人乗り。コンパクトな楕円型。普段は収納ボックスとして使用可能 和歌山県
光レジン工業 CL-HIKARi 88万円〜 最安クラスの津波シェルター。大人4名収容。発泡ウレタン+FRP 静岡県
小野田産業 SAM 150万円〜 浮遊型カプセル。内部にシートベルト完備。視認性の高いオレンジカラー 広島県

ふるさと納税で購入できるシェルター

意外と知られていませんが、一部の防災シェルターはふるさと納税の返礼品として提供されています。高額ではありますが、税控除の仕組みを活用できるメリットがあります。

自治体 メーカー 寄附金額の目安 備考
茨城県結城市 直エンジニアリング 2,090万〜3,600万円 CRISIS-01シリーズ
栃木県矢板市 未来を創る 1億円〜 完全オーダーメイド
宮崎県都城市 天神製作所 要確認 TM地下シェルター
JALふるさと納税 シェルタージャパン 要確認 ガイアバスティオン

※ ふるさと納税の返礼品は年度や在庫状況によって変更・終了する場合があります。最新情報は各ふるさと納税ポータルサイトでご確認ください。

シェルター導入を検討する際の5つのチェックポイント

  1. 設置場所の確認:室内型なら部屋のサイズ、地下型なら敷地の広さ・地盤の状態を事前に把握しましょう
  2. 自治体の補助金・助成金:耐震シェルターには自治体の助成制度がある場合があります。市区町村の防災課に問い合わせてみてください
  3. 複数社から見積もりを取る:シェルターは高額なため、最低2〜3社から見積もりを取って比較するのが基本です
  4. 施工実績・アフターサポート:メーカーの施工実績数やメンテナンス体制を確認しましょう
  5. 目的を明確にする:地震対策なのか、有事対応なのかで選ぶべきタイプが変わります。過度なスペックは費用の無駄になることも

よくある質問

防災シェルターを設置するのに許可は必要ですか?

室内型であれば基本的に建築確認は不要です。地下型の場合は自治体の建築基準法に基づく確認申請が必要になるケースがあります。メーカーに相談すると、必要な手続きを案内してもらえます。

マンションにもシェルターを設置できますか?

室内型の耐震シェルターであれば、マンションの一室に設置可能な製品があります(エコルート「命守」やテーブル型など)。ただし管理組合への確認が必要な場合があります。地下型や大型製品は戸建て向けです。

核シェルターは本当に必要ですか?

「必要かどうか」は個人の判断になります。日本のシェルター普及率は人口の約0.02%と先進国の中では極めて低い水準です。地震・台風対策を第一に考え、有事対応は予算と相談しながら検討するのが現実的です。織部精機の空気清浄機(198万円〜)を既存の部屋に後付けする方法もあります。

補助金・助成金は使えますか?

耐震シェルターについては、多くの自治体が補助金制度を設けています。補助額は数十万円程度のケースが多いです。「耐震シェルター 補助金 ○○市」でお住まいの自治体の制度を確認してみてください。地下型・核シェルターについては補助制度がない場合がほとんどです。

シェルターの耐用年数はどのくらいですか?

製品によりますが、室内型の鋼鉄製シェルターは20〜30年以上、地下コンクリート製シェルターは50年以上の耐用年数を持つものが多いです。ただし空気清浄機のフィルター交換や防水処理のメンテナンスは定期的に必要です。各メーカーのメンテナンスプランを確認してください。

津波シェルターは本当に浮くのですか?

はい、FRP(繊維強化プラスチック)や発泡ウレタンなどの浮力素材で設計されており、水に浮く構造です。各メーカーが実証実験を公開しています。ただし、津波到達前にシェルターに乗り込む時間が必要なため、設置場所と避難動線の事前確認が重要です。

まとめ|まずは情報収集から始めましょう

防災シェルターは決して安い買い物ではありません。しかし、地震大国である日本において、家族の命を守る「最後の砦」として注目が高まっています。

導入を検討する方へのステップ

  1. まず目的を決める:地震対策?有事対応?津波? → タイプが決まる
  2. 予算を決める:室内型なら18万円〜、地下型なら200万円〜が目安
  3. 2〜3社に問い合わせ:見積もりと施工条件を比較する
  4. 補助金を確認:お住まいの自治体の助成制度をチェック

定期確認:この記事に掲載しているメーカー情報・価格帯は2026年6月時点のものです。最新の製品ラインナップや価格は各社の公式サイトでご確認ください。